民国38年(1949年)に建てられ、花蓮製糖工場内では一等に属する独立式宿舎で、宿舎全体が日本式建築様式を取り入れて作られ、花蓮製糖工場の日本式木造建築の中で最もユニークで重要なものです。宿舎裏手には後に景観池となった日本庭園があり、宿舎の入り口横には洗い出し仕上げの台があります。
花蓮製糖工場副工場長の宿舎の建物は、外壁表面や下見板(したみいた)の塗装が少し色あせて剥がれていることがある以外は、他の宿舎に比べて完全度が高く、内部は日本式の宿舎設備に合わせて設計されており、和の空間をそのまま残しています。
建築正面玄関の屋根は流造(ながれづくり)式で建てられており、換気と空気循環のため、室内のすべての窓の下層には無双窓がデザインされています。玄関の壁は真壁(しんかべ)構造を採用し、外壁は下見板を使用しデザインされています。
前後には木や花が植わり広々とした中庭が広がっており、静かな日本庭園との組み合わせは、通常の室内設計とは異なる工夫が感じられます。現在は建物は旅館に改装されています 。
花蓮製糖工場宿舎群2-花蓮製糖工場副工場長宿舎
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更新日期:7/2/2025 12:40:13 AM